善法寺伊作(34)
違法薬店「善法寺薬店」店主

へその緒がついた状態(推定生後数時間〜1日)で
棄てられていた孤児。
10歳まではお寺が経営している孤児院で育った。
その後引き取られた先の養父から暴力(性的な)を受けてきた。
故に、学生時代の荒みっぷりは酷かったらしい。

小さな子供や女の人は好きだけど、「自分の子」は想像するだけで虫唾が走る。
「子供」は孤児院の子達と重ね合わせ慈しみ、
「女性」は半ば神聖視しているのでは無いかと思われる。

「いっそ摘発でもされて、全部めちゃくちゃになればいいのに」
と思いながら薬屋をやっているのは内緒。

根底にあるものは破滅願望。自傷癖もある。

高校の卒業式の3日前に失踪。そこから薬屋開店に到るまでのことは
誰にも話そうとしないから謎のまま。
ただし、頻繁に出入りしていて従業員達に「オーナー」と呼ばれている
出資者らしき人物はいる。←雑渡さん


三反田数馬(28)
「善法寺薬店」販売担当
伊作の義父の実の息子。家のために結婚して設けた子で、家族仲はかなり悪い。
義兄と父のことに関しては、薄々何か勘付いてはいた。
かなりのブラコンで、おまけに幼なじみの藤内にべったり。
高校が別々になってからは、藤内のバイト先に入り浸っていたり。

高3の時に、義兄からこっそり近況の手紙をもらい、
その誘いにのって高校卒業直後に家出。大学には義兄(のパトロン)の金で行きました。

義兄さんと藤内さえ居ればそれで充分らしいです。