ひとりの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「何でこんな所に…」
最初はやっぱり不運小僧

ふたりの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「乱太郎? 大丈・・・うわぁ!」
続いてもう一人の不運委員

さんにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「あー神崎先輩はっけ…」
捕獲しようと踏み出し落ちたは会計の若旦那

よにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「何やってんの団蔵ぉあ」
偉そうにけなしつつ不注意なのはい組の会計

ごにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「ナメ蔵、どこいくの。だめだよぉ」
ナメクジを追って喜三太が落ち

ろくにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「あれぇ。喜三太ーいないのー」
待ち合わせていたしんべヱも

ななにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「二人とも、委員会遅れちゃうよ。…うわ」
呼びにきた平太も落ちて用具全滅

はちにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「きり丸ー、居」
伝言ついでに怪士丸が

くにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「何やってんだよ怪士ま」
呆れたきり丸も結局は落ちたので図書も×

じゅうにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「もう穴はいい!」
塹壕掘り後に落ちた憐れな体育

じゅういちにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「あぢ」
落ちた拍子に持ってた火種で軽い火傷を負った若大夫

じゅうににんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「ろ組長屋の方には居なかったけど、そっちには居そ…うわっ」
実は虫探し中な生物委員

じゅうさんにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「あー、いいサボり理由になるかも」
やる気がないのはい組の生物

じゅうよにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「先輩が捕獲成功したって。…折角だし?」
あえて落ちたはからくりコンビの片割れ三治郎

じゅうごにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「あーもう。昨日雨降ったからぬかるんでるのにっ」
泥汚れの心配をしつつは組の母ちゃん落下

じゅうろくにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「え? 何この状きょ」
通りすがりに目を丸くした学級委員(い組)が落ちて

じゅうななにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「ここは、落ちておいた方が面白いかな」
いつでも冷静庄左ヱ門

じゅうはちにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと呼びました
「足跡のあるところなら平気にきまってるのにー」
まだまだ甘い作法っ子伝七

じゅうくにんの1年 たこつぼに はまって遊んでおりました
あんまり愉快に なったので もひとりおいでと・・・…
「呼ぶわけ無いじゃん。馬鹿みたい」
強がった所で伝七と同時に落ちている兵太夫




ひとりのの六年 たこつぼに
「何ではまってんですか」
「知らないよ。…ところで、縄とか持ってない?」
「…コレ、先輩なら自力で出られる深さですよね」
「まぁ、そうなんだけどね。ギリギリだろ? 落ちた時に手首
ひねっちゃったから、片手で体重支えるのはちょっとムリっぽいんだ」
「手首って、大丈夫ですか?」
「うん。大したことはないから、湿布貼っとけばすぐに治るよ。
それに左だから、そこまで不便ではないだろうし」



ひっとりの いっちねん たっこつぼにー はまって あっそんで おっりましたー あーんまり ゆっかいっに なったのでー もっひとり おいっでっと よっびましたー 多分リズム(?)はこんな感じ 能天気かつ調子っぱずれに歌ってくださいまし 元歌は「象さんとくもの巣」という題っぽいです 歌詞↓ ひとりの象さん くもの巣に かかって あそんで おりました あんまり ゆかいに なったので もひとりおいでと よびました コレを、昔うちの従姉が 象さん→たこさん くもの巣→たこつぼ かかって→はまって の替え歌にして歌っていたのが記憶にあり、 「ん? コレ綾部っぽい??」とかおもって改良してみました 2008.6.21 補足 穴は一つじゃなくて、ランダム気味な狼穽(場所は は組長屋前)です 2008.6.22