1.腐女子姫様vs恋愛イベント嫌い
Y「ねぇ、ティガ。1つ訊いてもいいかしら」
TI「何でしょうか」
Y「貴方、その手のイベントが嫌いなのよね。それなのに、何でバレンタインデーだけ率先してチョコ作りを
指揮しているのかしら? しかも、年々凝った物を作っているって聞いたんですけれど」
TI「ああ。うちの、食べ物を生物兵器に変える問題児を止める為です。ある程度手間のかかるものを選んで
いるのも、下手に簡単なものを選ぶと、後から1人で変なアレンジのものを作りかねないので……」
Y「……そう。大変なのね」
2.腐女子姫様vs鈍感迷子
Y「ねぇ、ダイナ。ティガって、貴方に手作りチョコをくれたりするの??」
D「えーと、ブラウニーの端っこ、ちょっと焦げたクッキー、砕けたスノーボールなんかだったら」
Y「え」
D「ここ何年かは、ねだんなくてもそういう余りとか失敗はくれるようになったんスけど、前は
くれって頼まないとそういうのすらくんなかったんすよ」
Y「それで、良いの?」
D「まぁ、別に。ティガが言うには、アイツがチョコ作るのはガイアの監視の為で、作った物はお歳暮
感覚でマンさん達とかに配ってるから、俺にやる義理はないんだそっすから」
Y「そう……」
3.年々破壊度が上がっています
Z「今日は何の薬品作ってるの、ヒカリちゃん?」
H「胃薬だ」
Z「それは、うちの可愛い末っ子の作るチョコが、胃薬必要な出来で、それを絶対に貰える自信がある。
って意味かな?」
H「違う。何だそのタロウのような僻みは。……ティガの依頼で、胃壁に膜を張る薬を作っているんだ」
Z「……あー、ガイアのお菓子の被害を最小限に抑える為に。でも、何でヒカリちゃんに。アグルに頼めば
良い話じゃないの?」
H「俺もそう言ったが、『それを引き受ける奴なら、端からガイアのお菓子作りもさせないと思いませんか』と
恐ろしく遠い目で言われてな」
4.心の声ダダ漏れ
C「ジャスティス〜。今年はぁ、どんなチョコが良い?」
J「別に、何でも(もらえるなら嬉しい)」
C「じゃーあ、チョコじゃなくてぇ、バラの花束とかでも?」
J「それはちょっと……(枯れるのが勿体無いし)」
C「そっかぁ。ガイアから聞いた、プリザーブドフラワーか食べられる花束にしようと思ったんだけどなぁ」
J「それでも、柄では無いだろう(そもそも私なんかに花は似合わないのだし)」
C「そんなこと無いよぉ。いっそピンク基調のでも〜、ぜぇったい似合って可愛いのに」
思い付くまま勢いで。
姫様にとって平成組(コス〜メビも含む)はオイシイ観察対象だと思います
そしてガイアは、ティガが目を話した好きに生地に魚粉とか入れかねない気が……
2012.2.11
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