▽月▽日

今日も、綺麗なお姉さん達がお茶会をしていました。

「……魔法属性のゼットンか。創れるやもしれぬが、面倒臭い」
と白ずくめで何だか無駄に優雅な人が言ったら、
「魔法属性よりも、機械の方が良いに決まっているわ」
と反論した青服の人に、
「そうとも。ゼットンなどより、キングジョーが最も素晴らしいに決まっている!」
と白い髪の人が賛同して、大喧嘩になっていました。

おかっぱで黒ずくめの人は、その喧嘩を「下らない」という顔で眺めていて、白くて優雅な人も
どうでも良さそうでした。

しばらくして、誰かが
「気色の悪い視線を感じる」
と言い出して、周りを見回したら、

「この私にお任せいただけましたら、魔法属性のゼットンでも、機械仕掛けのゼットンでも、魔法の使える
キングジョーでも造り出してみせましょう!」

と、バット星人が胸を張って申し出てきましたけど、皆さん「何だお前は」「ウザい」「虫酸が走る」「失せろ」と
辛辣でした。それでもすり寄って来たのが本気でキモかったのか、ムチとか波動球とかゼットンとか部下の人とかで
ぼっこぼこにされていたけど、悦んでいてやっぱり気持ち悪かったです。
でも、黒いおかっぱさんや白い人の部下さんにボコられてる時は、何だか不満げに見えた気がしなくもないです。



TI:……。とりあえず、そのド変態を宇宙の藻屑にしてくる
D:ちょっ、待て! 落ち着けよティガ
G:そうだよ。パッと見っていうかガン見しても、君は彼女らと同系列の美人さんなんだから、悦ぶだけだって
AG:……ガイア。火に油を注いでどうする
TI:大丈夫。二度と再生出来ないように、欠片も残さず、根源から消し去ってくるから
D:いや、それ、どっこも大丈夫じゃないし
G:ていうか、そんなこと出来るの?
TI:伊達に、闇の帝王は名乗っていない
AG:完全にダーク化しているようだな
D:とりあえず俺、マンさん達に止めてくれるよう頼んでくる
G:んー。それより、……カミーラとゾグとケイトさんと他2人なら、彼女達だけでどうにか出来るだろうし、
  余計な手出ししない方が得策だと思うけど?
TI:だとしても、この僕を不快にさせたことが、万死に値する
D:……何様だよ
AG:「ダーク様」だろうな
G:そっか。じゃあ好きにすれば? ここまでキテるってことは、誰が何言って止めても無理っぽいし

(結局「でしゃばってくるな」と言われて引き下がりました)

(2012.9.20)




「今度な、警備隊でハロウィンをするんだが、今年は怪獣や星人の仮装でいくことになったから、
 着ぐるみか何かでお前だとわからなければ、参加出来るんじゃないか。と思うんだが……」
(んだよ。そこまでして、俺様に会いてぇのかよ)
「ああ。そうだな」
(……マトモに返すなよ。気持ち悪ぃだろ)


×月▼日
今日はこんな感じでした。
仲良しさんて良いですね


M:(黙って日誌を閉じる)……うん。この報告は、見なかったことにしよう
7:何がだ?
M:何でもないよ。ただ、この日誌、ゼロや、タロウやユリアンにも見せないでね

(2012.9.28)



姉さんちのネタの便乗(?)とハロウィン派生だった日記もどきログ 6が長めだったので2つだけで挙げてみました