〜ダイナの場合〜
「元居た場所に返して来るか、3日以内にもらい手探して。……うちは、お前で手一杯なんだから」
「ティガ、それどういう意味だ?」
お母さんと息子に見せかけ、飼い主と犬な関係
〜コスモスの場合〜
「……コスモス。今月、何匹目だ?」
「今月はまだ2匹だよぉ。それにぃ、前にまとめて6匹拾った子達も、みんな里親さん見つけたでしょ〜」
「確かに、それはそうだが……」
日常茶飯事。多分、ピグモンならかなりマシな方
〜エース&タロウの場合(幼少期)〜
「あなた達が、自分でキチンと面倒をみられるというのなら、飼っても構いませんよ」
「うん。ちゃんと僕らでお世話するよ。ねっ、エース兄さん」
「任せとけ!」
「そう。では、エサやりも散歩もトイレの処理も、自分達でやるのですよ。私も、お父さんもお兄さん達も、
代わりにはやりませんからね」
「え。全部……」
「それって、すげぇ大変だよな」
「ええ。そうですよ。生き物を飼うというのは、そういうものです」
意外と厳しい母。その後チビ達が泣く泣く元居た場所に返しに行こうとしたら、里親探しは手伝ってくれただろうけど
〜ゼロの場合〜
「ゼロ。お前が最近、捨てられていたピグモンを拾って、公園でエサをやりながら飼ってるって噂を聞いたんだが」
「お、俺がそんなことしてるわけねぇだろ、親父」
「そうか。別に、ピグモンの1匹や2匹、ウィンダム達と上手くやれるなら、うちで飼っても構わないけどな」
「……」
噂は本当。いつの時代の不良だよ、ゼロ(笑)
〜番外編〜
「……メビウス、それは?」
「あ。タロウ兄さん。この子は、帰りの道で拾ったんです」
「今すぐ、元居た場所に捨てて来なさい!!」
「え? どうしたんですか、兄さん??」
「お帰り、メビウス。何かあったの?」
「ただいまです、マン兄さん。えっと、さっき拾ったこの子を、元の場所に戻して来いって、タロウ兄さんが」
「あー、うん。その方が良いね。バードンは、タロウだけでなく、ゾフィー兄さんのトラウマの元でもあるから」
何となく思い付きで。ピグモンは、犬猫並にありふれた小動物扱いで良いと思うんだ
2010.8.31
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