「ねぇねぇ、ユキ。ユキは彼氏とか、好きな相手とか居ないの?」
「アサミったら、急に何よ。別に私は、その手のことに興味はないから」
「えー、さこちゃんとかは?」
「サコミズ隊長は、そういうのじゃなくて、何て言うのかしら。親戚のおじさんみたいな感じなのよ」
「あー、うん。それはちょっと解るかも」
(正確には、「おじいちゃんみたいなもの」の方が近いんだけどね)
「じゃあ、ジョージはあげないけど、他のGUYSのメンツは……って、無いか。熱血馬鹿と怪獣オタクくんと
天然の坊やだもんねぇ」
「え、ええ。そうね」
「あれ? どうしたのユキ。顔真っ赤ー。ってことは、もしかして……」
「違うから! あの子達は、アサミの言う通りに、完全に対象外!」
「ふーん。てことは……勇魚はやめといた方が良いと思うけど? それとも、まさかアライソのおっちゃん!?」
「どっちも無いから。……もういいでしょ、この話はおしまい。私は、これから用があるから、また今度ね」
「――ってことがあったんだけどさぁ。さこちゃん、何か知らない?」
「……。流石に知りませんよ、フジサワ博士」
「その間は、何か知ってるでしょ」
「いえいえ。本当に、何も知りませんよ」
「ふーん。まぁ、良いけど。ユキから直接訊き出した方が面白そうだし」
「アサミが今日そちらにいらしたそうですが、……言ってませんよね、サコミズさん?」
「大丈夫。内緒にしておいたよ」
「ありがとうございます。……アサミったら、他の人達にも聞きに行こうとしているみたいなんですよね」
「でも、当のセリザワくん本人も気付いてなかったし、他の人も知らないと思うから、大丈夫じゃないかな?」
「だと良いんですが……」
「ところで、未だにセリザワくんのことは……」
「お答えする義務はありません」
「そうだね。ごめんごめん、ユキちゃん」
「その呼び方も、もう子供は無いのですから、よしていただけますか」
アサミ姉さん絶好調(笑)
メビの最終回を見ながら、かなり本気で
「セリザワ×ミサキ(というか、セリザワ←ミサキ)はアリだな」
とか思った結果&サコミズさんは地球に帰って来て10年位で、帰ってきた当時から親がGUYSの要職か何かの
ミサキさん(当時高校生)と顔見知りなので、オフ時はたまに「サコミズさん」と「ユキちゃん」なら良いな。
なんて発想もあったり
2010.9.25
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