「……ゼロって、君?」
「誰だお前」
「レジェンド」
「あれ、レジェンド。こんなとこで何してるの?」
「……非番で、コスモスに、『たまには年近い子とおしゃべり』って言われた」
「そっか。けど、多分ゼロじゃ話合わないだろうから、メビウスかレイのとこ行けば」
「うん」
「で、結局アレは何者で、俺に何の用だったんだよ」
「コスモスとジャスティスのとこの、レジェンド。ある意味で君の先輩で、ちょっと天然で口数少ない子
だから、『たまには同世代の子とおしゃべりしておいで』的なことを言われたからって、気心知れた誰か
居ないと会話成立しないのに、君に会いに来てみたみたい」
「俺の、先輩?」
「そ。レジェの『どっちが産んだか』も、君の『母親は誰だ』も、光の国の7不思議に入ってるから(笑)
あと、特例で訓練校とばして警備隊入りしたこともね。……ちなみに、背が高いからもうちょっと上に
見えるけど、年はメビウスと君の間位で、滅多に表情変わんないけどジャスティスみたいな堅物なわけ
じゃなくて、コスモス以上の天然でぽやっとした子だから、その見た目と中身のギャップが面白くて、
僕的にはお気に入り。口数少なくてしかも聞きとり辛かったりするのも、味があるし慣れればちゃんと
会話成立するしね」
オマケ
「ガイア。コスモスから、『レイくんと目で会話するの覚えちゃって、より一層口数が減ったみたい
なんですけど』って、控えめな苦情が来たんだけど」
「あー。そっち路線に意気投合しちゃったか」
何となく書いてみたレジェンド話
ひとまず地の文を考えるのがめんどくさいので、その内付け加えてもうちょっと
ちゃんとした話にする……かも?
2010.11.20
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