26.尊奈門(小3)×伝七(小2)
尊:「土井伊助」ってやつ居る?
伝:伊助なら、今日はお休みですけど何の用ですか? というか、アンタ誰
尊:伊助の兄貴の友達の従弟の友達の、諸泉っていうんだけど
伝:ああ。しろ兄の友達で、伊作おばさんのストーカーのとこの
尊:……お前もしろの従妹か。でもって、その生意気な感じは、上のおばさんとこの子辺りか?
伝:個人情報は、簡単に言っちゃダメって母さんに言われてるんで、教えてあげません
尊:うわ。マジでムカつく
伝:で、しろ兄の友達が、伊助に何の用なんですか
尊:こないだ届けてもらった教科書に、何かメモが挟まってたから、返しに来ただけだよ
伝:そうですか。だったら、4年のろじ兄の所にでも行ってください
18の続き的な
27.タカ丸(31)×怪士丸(年長)
タ:こんにちはー
怪:……誰ですか?
タ:えっと、滝ちゃんのお兄ちゃんの、タカ丸だよ
怪:滝しゃんのおにいたんの、たかまるしゃん
タ:そうそう。お母さんかお父さん居るかな?
怪:いないです
タ:そっかぁ。まだ帰ってきてないのかな。……お兄ちゃんお姉ちゃんは?
怪:きり姉ちゃがいます
タ:あ。きりちゃん居るならちょうど良かった。こないだモデルしてもらったカタログ
出来たから、届けにきたんだー
知り合いの伝手で、子役モデルを頼んだ模様。
28.滝夜叉丸(29)×作兵衛(小5)
滝:……いつも、うちの馬鹿が世話を掛けていて済まんな
作:いえ
滝:まだ小さい弟達の世話もあるのにな
作:まぁ確かにそうですけど
滝:しかし、弟達は可愛いだろう?
作:そう、ですね
滝:無邪気に慕ってくれるのは、今の時期だけかもしれないが、それでも弟妹とは可愛いものだからな
作:(ああそうか。滝おばさんも、年の離れた妹とか弟居るんだっけ)はい
滝:息子もな、可愛いと言えば可愛くないこともないが、私は育児が下手なのだろうか
作:えーと、いや、三之助の場合、おじさんに似過ぎただけじゃないすかね。ほら、しろとか金吾は、割と
大人しめですし
滝: そうか。……気を使わせてすまない
作:そんなこと無いっすよ。何となく気持ちは解りますんで
29.団蔵×三郎(済)
30.長次(59)×三郎次(小5)
三:えっと、あの、こんにちは
長:ああ。……久作に用か?
三:いえ、その、作文がうまく書けなくて、久作や左近に相談したら、おじさんが国語の先生だから
見てもらうと良いって言われて……
長:そうか。課題はどんな作文なんだ?
三:今出すんで、ちょっと待って下さい
友達のお父さんでありお祖父ちゃんでもあるので、どっち呼びか悩み、久作側を採った模様。
31.伝七(小2)×左近(小4)
伝:左近姉って、伊助のお兄ちゃんと付き合ってるの?
左:付き合って、ない!
伝:うわー、顔真っ赤。左近姉カワイ〜vv
左:う、うるさい! 普段似てないくせに、こういう時だけ兵太夫そっくりだぞ伝七
伝:エー!? それはヤダ。母さんに似てるなら良いけど
左:まぁ確かに、仙さんとも似てはいるけど……自分以外がこんななんて、藤姉大変だよなぁ
伝:んー、でもお姉ちゃんはつつき過ぎるとキレるし、「聖域だからあんまりいじらない」って、
兵太夫と決めてるから
左:……。それはそれで、何だかな
マセガキガールズトーク(笑)
32.藤内(中2)×左吉(小1)
左:藤姉って、スゴいんですね
藤:何が?
左:だってアノ伝七と兵太夫が言うこときいてるし、数兄もさも兄も藤姉のこと大好きだし
藤:それはお前らの所の左近も同じようなものだと思うし、お前も頑張っているだろ?
左:そうだけど、うちは誰も僕の言うことをきいてくれません
藤:そうか。……いっそ、一度位伊作おばさん並にキレてみれば? そうすりゃ多分、
他の連中も少しは気を使ってくれるだろうから
左:……藤姉も、キレたりするんですか?
藤:作程じゃないけど、結構しょっちゅう(苦笑)
左:そうなんだ……(意外)
ある意味上の続き? とりあえず左吉は、兄弟内最弱か下から二番目。
もう一人立場が弱いのは、もちろん乱
33.留三郎(37)×左門(小5)
左:おはよう留おじさん! 作は起きているか?
留:「頭が痛い」って言って寝てるから、騒がないでやってくれ
左:わかった! 風邪か?
留:多分な。だから悪いが、今日は余所で他の連中と遊んでくれるかい?
左:でも、うちも母ちゃんと兄ちゃんとさきが風邪だから、「居ると邪魔」って、左近に追い出されて、
団は虎んち行ってて、伏と乱は洋じいんとこで、三之助んとこは出掛けてるから、誰も居ないんだぞ
留:そうか。じゃあ、お前さんも木下さんちに行ってみたらどうだ?
休日。左門も三之助も、多分自分ちから身内の家や学校へは自力でちゃんと行けますが、別の場所からや友達の家へは迷う可能性大。
なので留さんは、この後伊作から「さもくんが帰って来ないんだけど」と訊かれたのち、怒られると思います。
34.虎若(小1)×三之助(小5)
虎:三之助兄ちゃん、三之助兄ちゃん!
三:ん〜、どうした虎若?
虎:兄ちゃん、校庭の一番高い鉄棒つかまれるって、本当か?
三:ああ、まあな。登りゃつかまってぶら下がれるし、父ちゃんに教わった技も、出来るようになったぞ
虎:技ってどんなんだ?
三:えーと「大車輪」とか言ってたな
運動系馬鹿2人。珍しく金吾が兄ちゃん自慢をしたか何かで
35.八左ヱ門(高1)×三治郎(小2)
八:三治郎。お前、自転車のパンク修理キット持ってたよな
三:持ってるけど?
八:今日夕方からバイトなんだけど、チャリパンクしてて、自転車屋休みだから……
三:やってみてもいいけど、うまく直るかわかんないよ。ハチ兄の自転車ボロボロだし
八:そうなんだけど、まぁダメ元ってことで
三:解った。やってみるね
長男と三男。結局直せず、バイトには兵助の自転車を借りて行きました
36.半助(25)×喜八郎(19)
半:……。何してるんだ?
喜:タカ兄が帰って来るのを待ってます
半:何で、ドアの前で
喜:カギを忘れたから入れません
半:管理人さんに言えば、マスターキーで開けてくれると思うが?
喜:無理です。カギ替えたんで
半:そうか。それにしても、ドアの前に座り込んでいないで、メールか
電話でもして余所で待っていた方が良くないか?
喜:携帯も忘れました
半:じゃあ、お兄さんのお店まで、カギを借りに行くとか……
喜:今日は定休日です
半:……。うちで待つか?
喜:お邪魔します
マンションのお隣さん。ちなみに帰宅したタカ丸からは
「滝ちゃんに合鍵借りに行けばよかったのに」
と言われます
37.彦四郎(小1)×きり丸(小2)
き:よっ、彦。庄左居るか?
彦:お使いに行ってるから、居ないよ
き:そっか。んじゃ、ちょっと待っててもいいか?
彦:うん。何の用なの?
き:貸してた本を返してもらいに来たんだ
彦:何て本? 僕とってこようか?
き:いいよ。感想も聞いて来いって、母ちゃんから言われし
彦:お母さんのオススメの本だったんだ
き:そ。今度の図書館のオススメ本にするか、悩んでたんだってさ
雷蔵母さんは図書館司書。とりあえずまずきり丸に読ませて、それを見て興味を持ってくれた
庄左にも貸してみたとかそんな感じ
38.伏木蔵(年長)×喜三太(2)
伏:きーちゃん。そのぬいぐるみかして?
喜:やぁ
伏:こないだみたいに、ほどこうとしないよ
喜:めーなのぉ
伏:へんなものもいれないから
喜:やーあ
伏:ざんねん。おしいれでおひるねによさそうだったのに
喜:おひゆね?
伏:そう。おしいれの、おふとんのあいだにはいるの
喜:きーちゃもー
伏:いっしょにおひるねしたら、かしてくれる?
喜:うん。いいよぉ
今回の最年少末っ子ペア。ぬいぐるみは留父さん作のナメさんの編みぐるみです。
ちなみにしばらくして、末っ子達を探してお兄ちゃん達が半狂乱になる中、左近姉が押入れを開けて
「そこで寝るのは、やめろっていっただろ」とお説教になりますが、気にする子達じゃないと思います
39.兵助(高1)×久作(小4)
兵:三郎次と伊助の迎えに来たんだけど、居るか?
久:さっき帰ったばかりです
兵:てことは、入れ違いになったか。……買い物の荷物持ち頼みたかったんだけどな
久:そんなにいっぱい買うんですか?
兵:まぁ、ウチとハチんちの分だし、今日は特売日だから
久:凄いですね。…うちの母さんより、ちゃんと主婦な感じがします
兵:あんまり嬉しくは無いな。……でも、お前ときり丸もそういう所しっかりしてるだろ?
久:そうですか?
兵:少なくとも、うちの2人とか三郎はそんな風に言ってた
40.平太(年中)×金吾(小1)
金:……ねぇ、平太
平:なに、金ちゃん?
金:ぼく、平太より2つお兄ちゃんだよね?
平:うん
金:だからさ、ぼくのこと、「お兄ちゃん」て呼んで?
平:いいよ。えっと、…金にーに
金:そうそう! ありがとう平太!!
「お兄ちゃん」呼びに憧れる末っ子金吾。年下や同い年な兄ちゃん連中がうらやましかったようです
41.兵太夫(小2)×三木ヱ門(27)
兵:三木さんが結婚しないのってぇ、シスコンだからですか?
三:違う! 誰だソレ言ったやつ
兵:えっとぉ、母さんと喜八郎さんが、こないだそんな感じの話してました
三:それを盗み聞きしたのか
兵:違いますー。普通に近くに居たら、聞こえただけです。あと、タカ丸さんにも
訊いたら、「そうかもねぇ」って
三:兄さんに訊いた。って、それは兄さんと僕のどっちの理由をだ?
兵:両方。三木さんは滝おばさんが好きで、タカ丸さんは喜八郎さんが大事だから。って言ってました
マセガキvsシスコン。喜八郎は仙蔵の門下生なので、よく顔を会わせているのではないかと
42.孫次郎(年少)×四郎兵衛(小3)
四:孫次郎、今眠い?
孫:んーん
四:そう? 眠そうだよ。お昼寝しないの?
孫:にーちゃたちとあしょぶの
四:そっか。…僕お昼寝しようと思うんだけど、一緒に寝ない?
孫:いっしょ?
四:うん。一緒にお昼寝して、起きたらお兄ちゃん達に混ぜてもらおう?
孫:……うん
金吾他の扱いに慣れた、和み系お兄ちゃん四郎兵衛。しかし昼寝したいのも本音だったり(笑)
43.孫兵(中2)×庄左ヱ門(小2)
庄:三ちゃんのお兄さん、こんばんは
孫:ああ、こんばんは
庄:虎若がウチに忘れていったものを、届けにきました
孫:ありがとう。しかし虎若のものを届けに来たのに、何故「三治郎の兄」なんだ?
庄:何となくですね。あとは、三ちゃんとはクラスが一緒なので
孫:そうか。まぁ、そんなものかもしれないな
庄左に深い考えはなく、孫兵も訊いてはみたけど特にそこまで興味は無かった模様
44.三木ヱ門(27)×しんべヱ(3)
三:ムリだ。僕にこんな小さな子の子守りとか、絶対出来ない。何考えてんだ、滝夜叉丸もお義兄さんも
し:どーしたのぉ、みきおいたん
三:うわぁ。もう起きちゃったのか。……えーと、お父さんは今日は帰りが遅くて、お兄ちゃんの作兵衛くんは
お泊りで帰って来なくて、平太くんが熱を出したから滝夜叉丸が、喜三太くんも連れて病院に行ったけど、
君は寝てたから僕と一緒に留守番で……
し:にーちゃたちいないの?
三:そう! だから滝夜叉丸達か、留三郎お義兄さんが帰ってくるまで僕とここで待つか、病院に行くか、
課長…じゃなくて潮江さん。の所に行くか、どれが良い?
し:おいたんとこ?
三:そうだな。それが僕も一番楽だ
小平太宅にて。多分休日で、三木はたまたま顔を出していたら、子守りを押し付けられた模様。
小平太が車を出して病院に連れて行き、息子達はまだ帰ってきていない位の時間帯かと
45.文次郎(33)×彦四郎(小1)
彦:あ。えっと、こんにちは。おじゃましました
文:ああ。……団蔵達の友達か
彦:違います! 「左吉の」友達です
文:そこは何か違うのか?
彦:はい
文:そうか。(まぁ、気持ちは解らなくもねぇけどな)
彦:……団蔵も、友達ですけどね
休日の朝もしくは、平日の夕方。潮江家の玄関先で遭遇したか何か
46.雷蔵(31)×文次郎(33)
文:なぁ
雷:何ですか、潮江先輩?
文:その呼び方なんだが、一応お前、俺の嫁さんの親父さんの後妻だろ? なのに、
何で未だに「先輩」なんだ?
雷:慣れ、ですかね。先輩こそ、未だに僕のことをたまというかしょっちゅう、「不破」って
呼んでいるじゃないですか
文:いや、まぁ、そうなんだが……
雷:あ。無理に直そうとなさらなくて結構ですからね。……気持ち悪いので
文:……。小声で言っても、聞こえてるからな。ったく、お前時々鉢屋に似てるよな
雷:従兄妹でしたからね
姑と婿殿で、中学の先輩後輩。別に仲は悪くないけれど、良くも無いと思われます
47.乱太郎(年長)×仙蔵(35)
乱:えーと、おばしゃん
仙:「仙蔵さん」もしくは「仙さん」と呼べ。「伯母さん」は不可だ
乱:……せんしゃん?
仙:よろしい。それで、何の用だ乱太郎
乱:お花でかんむり作ったの。お母さんに言ったら、仙しゃんにあげればなの
仙:……花冠を作り、伊作に見せたら、私にやったらどうかと言われた。といった所か
乱:うん。だからあげます
仙:もらっておこう。……良く考えてみると、こういったものをもらうのは初めてだな。うちの娘達は、
藤内は伊作にやっていたし、下の双児は作らないか、作っても藤内にばかり見せていたものな
乱:仙しゃん?
仙:いや、何でもない。気にするな。上手に出来ていると思うぞ
冒頭だいぶ大人げないよ仙様。そしてコレはどんな状況だ?(考えていない)
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