※オリキャラ&捏造満載注意
「えーと、私にヒカリちゃんにセブン、ジャック、エース、タロウ、メビウス、ゼノン、ティガの子は
これで判明したから、あとは……」
ゾフィーが指折り数え始めた所で、ようやく子供達の自己紹介に話が戻った。
そこからは、数人まとめて名乗るというか当てて行くことになり……
「プラティナが捕まえてるのは、マックスのとこの子でしょ?」
「そうですよ。『エクストラ』といいます(笑)」
「私の息子と、ゼアスくんの息子だな☆」
「はいっ! 僕がグッドで──」
「……Jr、です」
「見事なまでの、父親達の縮小版だな」
「えぇ〜。僕は、流石にここまでオドオドはしてませんよ〜」
「そこの2人、雰囲気は違うけど似てるよね」
「ステラとスピカのことですか? 従姉妹同士で、お父様達が双児でいらっしゃいますから」
「ああ。レオとアストラの……って、レオはともかくアストラまで妻子持ち!?」
「何ですかその反応は」
「いや、だって、なぁ……」
「お二人共元婚約者で、お母様達もご姉妹なのだそうですわ」
「へぇ(何か納得)。で、君は、その言葉遣いからすると、お姫様=ユリアンの娘で、父親は80であってる」
「ええ。ミリアムと申します」
「レジェンド〜。その子達も〜、僕らの子ぉ?」
(こくん)
「名前は」
「ハルなの」
「ルディだよぉ」
「……ハルモニア(調和)とオルディネ(秩序)」
「どっちがどっちの子かもぉ、どっちもの子かもぉ、ついでに性別も内緒なんだよね〜?」
(こくん)
「そちらのお前も、口数が足りないのか」
「……平気。この2人は、おしゃべりだから」
「見た目的にも言動的にも、すーげぇガイアっぽいけど、当たり?」
「大正解☆ ウラノスっていいまーす」
「そうすると、一緒に居るその子はアグルの子かな。ヒカリさんの可能性は消えたっぽいし」
「そうだぞ。メルってんだ」
「そしてお前は、ダイナの息子だな」
「まぁ、シンはダイナさんの分身みたいなものですし……」
「で、君は、もしやティガの所には2人以上居るわけ? あっちのゼロが連れてる子も何か似てるし」
「いえ。エルは私の弟ですが、レイ達はゼロの弟妹と言いますか、セブンさんの養子です」
「何!? この世界の私とレイモンは、急速成長させられていて、大人なのか!? 会わせろ!」
「あ、いや、レイには会わせられるけど……」
「ケイト、いないのか?」
「うん。残念だけど、亡くなっているんだ」
「……幽霊になってレイの傍に居て、ゼットン侍らしてて、たまに俺ら襲ったり、バット星人足蹴にしたりしてっけどな」
等々、割と解りやすくも無かったが、
「これで、後は誰が残ってたっけ?」
「私と、」
「僕、ですね。しかし、僕に子供は居ないと思います。そんな資格もありませんし……」
誰ともない確認の呟きに手を挙げたのは、マンとネクサス(アンファンス)だった。
「こっちのネクサスさんは、うちよりネガティブっぽいねぇ。ホープ?」
「ホープ?」
「ええ。ホープ(希望)ですよ。お母さんが付けたそうです」
「……頑張らなくて良い。私達の為に、無理はしないで。倒れそうになっても、私達が居るわ」
「?」
「母さんの口癖です。とりあえず、小さかった私が誤飲しないように薬の量を減らしたり、傷だらけになって帰って
来て、泣かせないようには努力してくれてはいるんです。こっちの父さんは」
「そう。幸せなんだ。そっちの僕は」
「ええ、多分」
そんな、しなやかに強く育っているらしきホープの傍に居た、最後の1人は
「名前は?」
「ティエラ」
「地球、か。付けたのは、やっぱり私なのかな」
「わかんない」
「そうか。……お母さんは、どんな人?」
「優しいけど、怒るとすっごく恐いんだ。でも、大好き」
後で歳上組から聞いた話によれば、ティエラの母親は元銀十字隊員で、小柄で地味で目立たないが、怒らすと半端なく
恐ろしく、ゾフィーやヒカリにすら説教が出来るタイプ。という、ある意味ものすごい似た者夫婦らしかった。
続く
書きかけで放置していた分。
これでやっと本題に入れる……のか?
2012.12.9
戻