「この宇宙とは別次元の宇宙にある、二次元世界の鏡の星出身の、ミラーナイトと申します。以後
	 お見知り置きを」
	「うわー。礼儀正しい子来たね」
	「そうだね。『ナイト』の名に恥じなそうな、紳士的な感じがするね」
	「ありがとうございます。お2方も、まだ年若い女性でいらっしゃるのに、少人数の分隊を任されている
	 ということは、さぞかし実力に優れた方なのでしょうね」
	「だなぁ。警備隊の猛者の中にも、こんなベッピンさんやカワイコちゃんが居るなんて、華やかで
	 良いねぇ。……ちなみに俺は、炎の戦士グレンファイヤーだ」
	『私はジャンボット。今は人型をとっているが、エスメラルダ王家に仕えていた護衛船で、エメラナ様や
	 ナオ達とは別れたが、また新たに、守り共に戦うに相応しい相手と出会えたことは、僥倖だと思う。
	 これから、よろしく頼む』
	「僕らも、こことは違う次元の、地球って星出身……というか、僕は大地の化身そのものなんだけどね。
	 の、ガイアっていいます。ついでに、こっちの愛想の無いのが、僕の相方で海の化身なアグル。あと、
	 言っとくけどこう見えても僕、男だから」
	「マジかよ!?」
	「本当だよ。……僕も地球出身だけど、この宇宙ともガイア達とも違う次元の出身の、ティガといって、
	 僕も歴とした男です。それから、これでも一番年が近いのは、ノアじゃないかって位の年です。実は」
	「そうなのですか!? とても、そのようには見えませんが……」
	「まぁ、3000万年は石像になってて時間止まってるしな。……俺は、ティガとおんなじ次元の宇宙出身の
	 ダイナだ。よろしくな!」

	「……お前ら、俺との初対面の時と、態度違わねぇか」
	「そりゃ当たり前でしょ。失礼なやつにまで、良い顔してやる義理なんか無いもん」
	「僕も、礼儀のなっていない相手にまで礼を尽くすほど、出来た人格はしていないからね」
	「何お前。初対面で調子こいた態度でもとったのか、ゼロ?」
	「そ。確かにちょーっと有名ではあったけど、『みんなが知って当然』みたいな、何様な感じだったんだよねー」
	『それは、確かに失礼にも程があるな』
	「……。それだけじゃなくて、お前女に間違われるとキレるくせに、何でコイツらはアリなんだよ、ティガ!」
	「確かに、僕は女性に間違われるのは嫌いだ。だけど、それだけですぐさま怒り狂う程、気は短くない」
	「ティガが女に間違われてすぐにキレんのって、ナンパされた時と馬鹿にされた時位だもんな」




こないだのコレを踏まえて、平成組と 映画の新人くんの初顔合わせネタ。 ナイトくんとお嬢達(ティガ&ガイア)に夢見てる感は認めます。 あと、またセリフ無くてごめんねアグル(笑) 2011.1.7