溜め息つきながら青空を見てる、褪めた横顔。
くじけたままで言い訳なんか、聴きたくないよ。
だって、まだこれからの夢がもっとあるでしょう?
いつだってがむしゃらな君が、結構好きだよ。
頑張らないと、愛想尽かしちゃうよ?
けど、頑張ってれば、僕はいつも傍に居るから。
好きなことだけ話す瞳が、なんだかいいな。
想い出よりも、明日のために風は吹いてると思う。
負けながら強くなる君も、悪くないんじゃないかな?
少し無口になった君の背中を見てたら、やさしさとか
ときめきが、胸にこみあげてきちゃった。
どんな時も、どんな夢も、ほんとの気持ちから目をそらさないでね。
もっと熱く、もっと強く、いつでも君を見つめているから
『いつだってYELL』@伊作目線 伊→文
大半は、打ち出した歌詞のコピペです(笑)
諦めるんだな偽者め。
この私を騙そうなんて、百年早い。
確かに、うまいこと似せてはいる。
しかし、私には判るんだ。
早く、本人を返してくれないか?
本物はそんな、弱々しくはないんだ。
雷蔵についてのことなら、私は専門家だよ?
他の誰にも見せないような面まで、
くまなく知っているし。
迷い癖があって、大雑把で、
そのくせすぐ拗ねたりもするけど、
甘いものを与えれば、幸せそうに
微笑んでくれるんだ。
雷蔵に戻れ! さぁ、早く。
学園長にもらった美味いまんじゅう
やるから笑ってくれ。
背中だって、そんな小さくなかったはずだ。
触れただけで判る。指先が覚えているんだ。
ただ、この新たな一面には、確かに
戸惑ってはいるが。
…ああ、やっと少し笑ってくれた。
まだ振り向いてはくれないが。
雷蔵についてのことなら、何だって知っている。
何で、怒っているかも、知っている。
『ニセ彼女』@三郎目線 鉢雷
ほぼ歌詞そのまま なので一部捏造気味
涙で濡れた部屋に、障子を叩く音が聞こえた。
誰にも会えない顔だというのに、一体誰だ?
「えっとねぇ、”笑顔配達人”です。滝ちゃんに
笑顔を持って来たよ。寒いから入れてくれない?」
笑顔配達人? 何の冗談ですかタカ丸さん。
余計なお世話です。私に構わずに消えてください。
そこに居られたら、泣けないじゃないですか。
大洪水の部屋に、またも障子を叩く音。
まだ居たんですかタカ丸さん。「消えてください」と
言ったでしょう?
「そんなこと言われても…何か、哀しくなってきちゃった。
どうしよう。オレまで泣きそう」
は? 冗談でしょう? 貴方が泣いてどうするんですか。
泣きたいのは、こっちの方です。そもそも呼んだ覚えも無いのに。
障子を挟み背中合わせ。しゃっくり混じりの泣き声が聞こえる。
膝を抱えて背中合わせ。すっかり疲れきった泣き声ですね。
今でもしっかり私を、笑わせるおつもりですかタカ丸さん?
「それくらいしか、出来ることないもん。笑わせなきゃ、
みんなのとこへ帰れない」
今では貴方を、部屋に入れても良いと思えてきたのですが、
困ったことに障子が開きません。溜まった涙の水圧でしょう。
つっかえ棒は外したので、お手数ですがそちらから開けてください。
…あの、返事が聞こえないのですが?
どうしたんですか? まさか…
ちょっと。タカ丸さん!? 冗談でしょう? 今更私一人を置いて
構わず戻ったとでも言うんですか? 信じた瞬間に裏切るなんて…
笑顔配達人? 冗談じゃないですよ! …天井板の、外れる音?
クナイで無理矢理外したんですか? 泣き顔で
「滝ちゃんに笑顔を持ってきたよ」
…ああそうですか。
小さな鏡を取り出して、私に突きつけてこう言いました。
「滝ちゃんの泣き顔、笑えるよ?」
呆れましたけど、なるほど。確かに笑える…
『ラフメイカー』@滝夜叉丸目線 滝&タカ
別に相手は誰でも良かったけど、ツンデレ具合が滝っぽかったので。
「お前のことを邪魔したり、傷つける者は決して許さない」
とか君は言うけどさ、その許せない人達と平気で
付き合っているのは、君でしょう?
わざわざ「信じてくれ」だなんて自分から
言わなかったら、人を裏切ることも無いのにね。
わざわざ「信じてくれ」だなんて、自分から
言わなくても、信じてもらえるのが本当だろうけど、
でも無理だよね。君は嘘吐きだもの。
その場を取り繕うだけで、尤もなことを
言うなら、解らないで黙っている方が、
罪を作らないだけマシだと思わない?
僕達の目の前に現れる、いくつもの選択肢の内、
大勢の選ぶ方が必ず正しいだなんて、僕はもう思えない。
心に作る逃げ場所が、嘘を隠すためだったら、
僕は持たない方を選ぶよ。…僕はもう、迷わない。
『迷わない羊』@雷蔵目線 鉢雷未来?
怖い。黒い。何やったの三郎? 雷蔵さん本気でキレてるっぽいよ?
(というか、この曲で鉢雷を連想した叶がおかしい)
元歌の歌詞はコレ
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